研究課題
挑戦的萌芽研究
当研究は、看護・介護職、教員などの対人援助職における自己成長に関する実証的研究であり、促進する支援プログラムの開発を目指す基礎的研究である。質問紙・面接調査によって、対人援助行為や職務に伴う困難やストレスを体験する一方、それらのネガティブな体験から自分自身が成長したとの実感(自己成長感)を得ることが明らかになった。自己成長感にはストレスへの耐性(ハーディネス)が強くかかわっており、この点を着目した、自己成長感を促進する支援プログラム開発が今後の課題である。
臨床心理学