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2013 年度 実施状況報告書

日本・ドイツ・オランダの高等教育から考えるインドネシア人の留学

研究課題

研究課題/領域番号 24653249
研究機関大阪大学

研究代表者

有川 友子  大阪大学, 国際教育交流センター, 教授 (30271448)

キーワード留学 / インドネシア人 / ドイツ / オランダ / 高等教育
研究概要

本研究では、研究代表者のこれまでのインドネシア人の日本留学とその長期的な影響についての研究を発展させ、ドイツとオランダの高等教育について研究を行うことを目的としている。具体的な研究実績として、平成25年度には、事前調査の形でドイツの1大学を訪問し、理工系の大学院教育について、研究指導体制のシステム、留学生受け入れの態勢やコースの状況等について調査した。また、日本から留学中の大学院生、また日本出身の教員にもインタビューを行った。これらを通して、ドイツにおける大学院教育のシステムについて学ぶとともに、実際ドイツで教育を受けた学生が日本へ留学にいった場合のケースや、日本の大学院教育を受けてドイツの大学院に留学した場合のケースについても学んだ。さらに、その大学に留学しているインドネシア人留学生へのインタビューを行った。これら通して、インドネシアからドイツに留学してきているインドネシア人のバックグラウンドや留学目的、留学生活等について話を聴き、これまでの研究代表者の研究で対象とした日本へ留学するインドネシア人の特徴や状況との比較を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成25年度は当初の予定通り、ドイツの大学を訪問し、大学や大学院教育のシステム、また留学生の受け入れ態勢等について情報を収集するとともに、現地の大学の教員や職員へのインタビュー、また、日本やインドネシアからの留学生へのインタビューを行うことができた。

今後の研究の推進方策

平成26年度にはオランダの大学を訪問し、大学や大学院教育のシステム、また留学生の受け入れ態勢等について情報を収集するとともに、現地の大学の教職員へのインタビューや、日本やインドネシアからの留学生へのインタビューを行う。これらを通して、留学先としての日本とドイツとオランダの大学院や大学院教育や研究指導のシステムについて比較し、「留学」について、多角的に研究を行う。

次年度の研究費の使用計画

物品、謝金関係で、差額が生じた。
最終年度26年度の中で物品、謝金関係で支出する予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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