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2013 年度 実績報告書

学級を落ち着かせるための姿勢保持筋活性化体操の開発と効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 24653283
研究機関吉備国際大学

研究代表者

小林 隆司  吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 教授 (70337989)

キーワード姿勢 / 落ち着き / 学級 / 体操
研究概要

(平成24年度)
普通小学校に介入実績のある作業療法士(研究代表者)と水泳日本代表トレーナー(連携研究者・理学療法士)に加えて、通級指導教室の教諭がディスカッションをして、体操の基本構造(時間・運動強度・ターゲットになる筋・姿勢)についてコンセンサスを形成しながら、体操のプロトタイプを作成した。この体操を、DVDにして実際に大学生被験者に実施してみて、授業中のOffタスク行動と姿勢の崩れについて、タイムサンプリング手法を用いて検討した。その結果、体操後10分程度は、落ち着きのある態度が維持できることが実証された。DVDよりも実際にデモンストレーションする方が結果良好だった。
(平成25年度)
大学生被験者の結果を国際学会にて発表した。国際学会で、体操の効果なのか呼吸の効果なのかがわからないとのコメントを頂き体操の構造をシンプルなものにした。小学3年生の男児1名、小学1年生の男児1名の本人・保護者に同意を得たのち、通級教室後の普通教室での授業に参加させていただき、自然な態度で、Offタスク行動と姿勢の崩れなどの行動観察を行いベースラインデータとした。その後の体操介入期にも同じように観察をおこなった。介入期にはOffタスク行動が減少する傾向があった。この知見は、平成27年の国際学会にエントリーしたが、発表は確定していない。また,英語論文を投稿したが、査読中である。本研究の知見をパンフレットにまとめ、関係の学校に配布するとともに、その内容をホームページに掲載した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 小林隆司研究室

    • URL

      http://kobayashitmu.wix.com/home

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公開日: 2015-05-28  

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