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2014 年度 研究成果報告書

特異空間に対するスペクトル逆問題の新展開

研究課題

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研究課題/領域番号 24654010
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 幾何学
研究機関京都大学 (2014)
筑波大学 (2012-2013)

研究代表者

山口 孝男  京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00182444)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードスペクトル逆問題 / 特異空間
研究成果の概要

本研究の結果次のような知見が得られた。
(1)東北大学の三石史人氏との共同研究により、アレクサンドロフ空間の局所リプシッツ・ホモトピー構造が解明された。(2)リッチ曲率が一様に下に有界なリーマン多様体の極限空間は、その正則部分において、ある弱い意味で計量がリプシッツ連続である(最近のコールディングとネイバー両氏の研究)。この事実から、リッチ曲率が一様に下に有界なリーマン多様体の極限空間に対して、タタルの一意接続定理を拡張できる可能性が出てきた。(3)曲率が-∞に発散しつつ崩壊する曲面の上でシュレディンガー型作用素のスペクトル極限を考察することが、量子グラフの波動の研究に役立つことが分かった。

自由記述の分野

微分幾何学

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公開日: 2016-06-03  

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