研究課題
挑戦的萌芽研究
生物の発生過程で起る形態形成の仕組みを Turing は「拡散誘導不安定化」と捉えた.複数の化学物質が反応するとき,一様な環境下でも空間的に非自明な構造(パターン)が自動的に形成され得るという主張である.定数定常解から非定数定常解が分岐することを以て,その数学的正当化とされがちであった.本研究では,そのような分岐が伴わないパターン形成が起こり得ることを示し,Turing の考えの新しい解釈を提唱した.
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http://morpho.sci.tohoku.ac.jp/~morpho/