研究課題
挑戦的萌芽研究
将来の宇宙からの太陽X線観測で必要な、1秒角を切る、サブ秒角の空間分解能でのイメージングを実現するため、高精度の斜入射X線ミラーを国内製造する上での技術的基礎を獲得する。このため、サブ秒角分解能を目指す斜入射ミラーを試作し、研磨時の課題の抽出を行なった。ついで、SPring-8放射光施設にて8 keVのX線で集光性能の評価を行ない、計測された集光強度分布と、研磨時のミラー形状測定結果から波動光学的に求めた強度分布とが整合していることを確認した。試作ミラーではサブ秒角分解能を直ちに達成するには至らなかったが、この研究により、今後の本格的なミラー製作に向け鍵となる知見を得ることができた。
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Proc. SP1E
巻: 8862 ページ: 88620T (12pp)
10.1117/12.2024753
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10.1117/12.926850
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