アクリル容器内面に波長変換材を蒸着した容器に液体キセノンを導入するため、液体窒素とノベック7100を用いて、アクリル容器を-100℃まで冷却することに成功した。キセノンをアクリル容器に導入し、ガンマ線を照射し、液体キセノンのシンチレーション光を可視光に変換し、PMTで読み出すことに成功した。 低バックグラウンド化のためのシンチレーション光測定器を開発した。PMTをアクリル容器から40cm遠ざけた状態でも600p.e./MeV以上の収集光量を実現した。 検出器表面バックグラウンドを低減させるためにTPBをプラスチックシンチレータに溶かし込んだ新型プラスチックシンチレータ容器を開発した。
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