真空中に設置した光共振器にパルスレーザー(10ps-Pulse)を357MHzの繰返しで入射しながら、新逆周回共鳴フィードバック法により入射レーザーパルス強度を100usの間10000倍以上(バースト増幅)にすることに成功した。これによって、高反射率誘電多層膜ミラーは蓄積レーザーパルスエネルギー 約1.0mJまで使用可能であることが分かった。ミラー表面でのpeak power密度が10GW/cm2以上に対応している。また、連続運転で30kWのレーザーパルス蓄積にも成功した。この時のミラー表面でのaverage powerは1MW/cm2以上に成っていた。ミラーの僅かな熱変形現象も確認している。
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