研究課題
挑戦的萌芽研究
鉄系超伝導の基本物質CaFe2As2における格子コラプス転移、すなわち結晶のc軸方向へのヒ素の化学結合形成に伴う急激かつ巨大な軸長の収縮を利用したアクチュエータの創製に取り組んだ。様々な化学種をドープした単結晶試料における格子コラプス転移を調べた結果、Rhをドープした場合に300 Kで格子コラプス転移が生じ、温度を制御パラメータとしたアクチュエータ動作が可能であることが明らかになった。副産物として3つの超伝導体を発見した。LaとPをコドープしたCaFe2As2、Ca10(Ir4As8)(Fe2As2)5、LaをドープしたCaFeAs2である。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 8件)
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