フェッシュバッハ共鳴を起こすためには分子状態のエネルギーが必要なため、光会合信号の観測を行った。ルビジウム87のボース凝縮体を用い、ルビジウムのD1線から240~300GHz負に離調した周波数領域に幅10MHz程度の共鳴を3本観測した。文献値との比較から、これらは0g-のv=188~190の振動準位に対応する事が分かった。高速の散乱長制御の観測方法として、カリウムとルビジウムのボース凝縮体が相互散乱長80.8a0で相分離する際に生じる変調不安定性を位相コントラスト法により観測した。得られた空間周波数スペクトルは22(4)umにピークを持ち、平均場からの予想とエラーの範囲内で一致した。
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