研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、混和しない2種類の電解液を用いることで、ゲル内に液-液界面をもつ電解質を作製し、界面近傍の観察や、イオン輸送特性の評価、及び高分子アクチュエータとしての利用を試みた。メチル化スライドリングゲルを両側から水と疎水性イオン液体(EMITFSI)で膨潤させることで、ゲル内部に液-液界面を有するスライドリングゲルを作製した。この界面を有するゲルに、電圧をかけたところ、自励発振が見られた。非相溶水/イオン液体界面を有するゲルがアクチュエータ挙動を示すことが明らかとなった。
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Polymer
巻: Vol.54(5) ページ: 1490-1496
http://kenkyu-web.tuat.ac.jp/Profiles/11/0001064/theses1.html
http://www.tuat.ac.jp/%7Esimo/Publicationsv2.html