研究課題
挑戦的萌芽研究
ソフトマターでは液体と固体の間に様々な中間状態が存在し、相転移や相分離にともなって物質の対称性は低下して様々な内部構造が現れ、物理量の空間不均一性を作る。しかし、ガラス・ゲル・臨界液体・過冷却液体といった仲間は、液体と同じ等方的な対称性を有し、静的には一様で空間不均一性がなく、光学顕微鏡では内部構造や物性の本質を明らかにすることができない。一方、「動的不均一性」と呼ばれる構造が本質的に重要な役割を担うことが最近の理論的研究から判明してきた。本研究では、全く新しい顕微鏡の原理と試作を提案し、密度など物理量自体の大小の「動的不均一性」を顕微鏡像として捉える画期的な新しい原理を提唱するものである。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 12件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 5件) 図書 (1件)
J. Phys. Chem. B
巻: 118 ページ: 3998-4004
Appl. Phys
巻: Exp. 6 ページ: 081701
Phys. Rev. E
巻: 87 ページ: 050503
Adv. Mat
巻: 25 ページ: 3234-3237
J. Phys. Chem., J. Phys. Chem. B
巻: 117 ページ: 6290-6293
Soft Matter
巻: 8 ページ: 11526 - 11530
J. Appl. Phys
巻: 112 ページ: 13531(4P)
J. Phys. Chem
巻: 116 ページ: 8678-8687
Lett
巻: 98 ページ: 16006(5P)
J. Phys. Soc. Jpn
巻: 81 ページ: 023001
Int. J. of Pharmaceutics
巻: 421 ページ: 379-387
Phase Transitions
ページ: 1-15
巻: (in press)
Journal of Material Chemistry