研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題の目的は、定量的な多核MRIを実現することにある。非破壊というMRIの特徴を踏襲しつつ、一般的な水素原子核(プロトン:1H)だけでなく、磁気モーメントを有する様々な同位体の空間分布および存在比率を定量的に分析可能にすることにより、既存の様々な分析手段を補完し、将来的には生物学・医学・工業化学等の複数の分野で新展開をもたらすことをめざした。本研究課題では主に、(i)自作MRIシステムの開発、および(ii)磁場可変無冷媒超伝導電磁石における磁場分布の均一化、に注力して研究開発を行い、これらを達成することにより、定量的多核MRIの実現の具体的な見通しを立てることが出来るに至った。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)
IEEE Transaction on Applied Superconductivity
巻: 23 ページ: 4400904
10.1109/TASC.2013.2239342.
Journal of Magnetic Resonance
巻: 224 ページ: 48-52
10.1016/j.jmr.2012.09.004