研究課題
挑戦的萌芽研究
生体組織深部などの現象を光学的に観測する場合、多重散乱や光の拡散が起こり、これまでの分光計測手法を適用することが困難となる。本研究では、液晶空間変調器やマイクロミラーデバイスを用い、散乱体中での進行する超短パルス光の時空間制御を行い、非線形光学効果をベースとした分光手法の確立を目指した。超短パルス光の波面最適化を行うことにより、特定の箇所に光強度を集中させることができた。デジタルミラーデバイスを用いた波形制御の実験や制御プログラムの改良を行うことにより、最適化実行速度の向上を試みた。
すべて 2013
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レーザー学会誌「レーザー研究」レーザー解説
巻: 第41巻第8号 ページ: 613-618
http://www.lsj.or.jp/laser/l1_1.html