研究課題
挑戦的萌芽研究
相対論的量子力学の基礎方程式であるディラック方程式は、例えば1電子系の場合4成分から成る方程式である。4成分のうち陽電子状態を見かけ上取り除き(不顕化)、電子状態だけの方程式に変換するとその複雑さは低減される。本研究では、水素型原子及びH2+イオンについてディラック方程式を不顕化し、Free Complement(FC)法を用いて正確に解いた。また、2粒子が近接する状況において波動関数が満たすべき必要条件として、一般化近接条件の導出を行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
The Journal of Chemical Physics
巻: 140巻 ページ: 214103-1-11
10.1063/1.4879266.
巻: 139巻 ページ: 044114-1-7
10.1063/1.4816281.
http://www.qcri.or.jp