研究課題
挑戦的萌芽研究
[14]トリフィリン(2.1.1)(Trip)の白金2価錯体の合成に成功し、その安定性と酸化挙動について詳細に明らかにした。また[{Fe(CO)2(Cp)}2]とTripを反応させるとCpとTripによるサンドイッチ構造が得られることが分かった。この鉄錯体はFe(II)とFe(III)の間で可逆な酸化還元挙動を示した。ホウ素錯体の合成にも成功した。核置換トリフィリンである含硫黄トリフィリンの合成に成功し、その構造と反応性について詳細に検討した。高速分光法による励起状態ダイナミクスについて解明した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 4件)
Phys. Chem. Chem. Phys.
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