研究課題
挑戦的萌芽研究
pH振動場において、酸塩基応答性を示す鉄錯体をpH振動と同期して脱プロトン化させることに成功した。この様な脱プロトン化は錯体の色ばかりでなく、高スピン/低スピン存在比や、錯体の電荷、溶媒に対する溶解度を同時に変化させることができるため、従来の物理的外場による錯体の状態変換とは異なる化学的外場で錯体を双安定化できたと言える。今回の報告では、脱プロトン化後にプロトン化は起こらなかった。そのため、今後はメタノールよりも錯体が溶けやすい溶媒を探し、研究を展開していく必要がある。
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