研究課題
挑戦的萌芽研究
2種類の化学的な非等価な窒素官能基を持つディスク状6座配位子とPd(II)2核ピンサー型錯体から内部空間が官能基化されたかご型超分子錯体の形成を達成した。この錯体には三次元的な窒素ドナーが配置され、ジカルボン酸類が選択的に結合することが明らかとなった。さらに,配位子へ不斉点を導入することにより,キラル内部空間を構築することで、光学活性な酒石酸に対する高い認識能を示すことも明らかとなった。また、X線構造解析およびCD測定から酒石酸を認識することで、かご型錯体のらせん性が変化することを見いだした。
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Org. Lett.
巻: 16 ページ: 1024-1027
http://hiraoka.c.u-tokyo.ac.jp/index.html