研究課題
挑戦的萌芽研究
ポリエチレングリコールに対するトポロジー、及び両親媒性効果について精査した。テトラエチレングリコールとペンタエリスリトールを組み合わせ、三角形型に構造化することにより、直鎖状分子に比べ脱水和温度が低下した。またこれにより、タンパク質に対する熱凝集を抑制する効果が生まれることが分かった。その際、タンパク質の変性温度と、ポリエチレングリコール誘導体の脱水和温度との関係が重要であることが示唆された。また、フェニル基を導入したポリエチレングリコールを合成し、その分子集合体の熱応答性が、ポリエチレングリコール部分の長さによって変化することを明らかにした。
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