研究課題
挑戦的萌芽研究
グラフェンナノリボン(GNR)は次世代半導体材料として期待さている.高品質なGNRを得るには炭素骨格を自在に制御する原料分子をくみ上げる手法の開発が望まれている.キラル型GNRはリボンの成長軸が六角格子の短軸・長軸と一致しない.このようなGNRの部分構造モチーフ分子を化学合成する手法を確立することで名の炭素材料を自在に得る新学理の創出を目的とした.本課題では主に以下の成果を得た.(1)塩化金触媒を用いる高活性・高選択的な分子内多点環化芳香環構築に成功した.(2)単一の原料でキラル型GNRの構成単位となる分子を設計・合成した.(3)置換基を持たずに可溶化する縮環芳香族分子骨格を見出しした.
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (20件) 備考 (1件)
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