研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、二酸化炭素の再資源化による有機合成への有効利用を目的として、二酸化炭素と等電子構造のケテンを原料とするアルキン、一酸化炭素との分子間 [2 + 2 + 1] 共付加環化反応による 2-フラノン合成法の開発、および二酸化炭素から容易に誘導可能なホルムアミドを C1 源とする 2-アミノベンズアミドとの反応による 4(3H)-キナゾリノン誘導体の触媒的な革新的合成法を開発した。いずれの反応も、将来的に、二酸化炭素を直接原料として利用する新反応に発展すると考えられる。
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Heterocycles
巻: Vol. 86, No. 2 ページ: 1015-1022
10.3987/COM-12-S(N)124
http://www.probe.abe.kyoto-u.ac.jp/