研究課題
挑戦的萌芽研究
多結晶セラミックスの透明焼結体の合成手法として高速焼結法を提案し、蛍石型関連構造を有するLu系複酸化物において、透明焼結体の合成プロセスを確立することを目的とした。高速焼結法を用いて、Lu3NbO7透明セラミックスを合成した。得られたLu3NbO7透明セラミックスのXRD図形は、立方晶の欠陥蛍石型構造に指数付けることができたが、電子回折像にはサテライトスポットが観察され、欠陥蛍石構造中の規則構造生成を示唆した。得られた成果は、透光性、結晶構造、イオン伝導性の3つの因子を制御した透明性とイオン伝導性を併せ持つ複合機能セラミックスの創製につながることが期待される。
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