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2012 年度 研究成果報告書

マンガン窒化物の異常結合距離の機構解明による金属窒化物の固体化学の再定義

研究課題

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研究課題/領域番号 24655194
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 無機工業材料
研究機関広島大学

研究代表者

犬丸 啓  広島大学, 大学院・工学研究院, 教授 (80270891)

研究期間 (年度) 2012
キーワード結晶成長 / 窒化物 / PLD / 固溶体
研究概要

MnN および(Mn,Co)N 固溶体、CoN 薄膜を PLD で合成し、合成条件と生成する結晶相の構造との関係を調べるとともに結晶構造の説明を試みた。また、窒化物固溶体における磁性制御として(Gd,La)N の合成も検討し、窒化物の固体化学に新たな知見を加えることを狙った。MnN 系では、基板温度によって種々の相が生成し、基板温度が 690℃のとき Cubic 相 MnN エピタキシャル薄膜が MgO 基板上に得られた。この格子定数は、a =4.445(3) A となり、結合距離が異常に長い。しかし、電子線回折、XAFS などより、MgO 基板のピークに隠れた a=4.2A の相が共存して主として生成していることがわかった。 (Gd,La)N では、キュリー点が組成により系統的に変化すること、CoN 薄膜は結晶性薄膜が生成する温度は150℃付近と低く、基板温度に敏感であることが分かった。

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公開日: 2014-09-25  

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