研究課題
挑戦的萌芽研究
電界紡糸法は高分子ナノファイバーの作製法としてナノテクノロジーの様々な分野より大きな注目を集めている。しかし実際には、繊維内部の構造の制御が出来ておらず、その結果、応用範囲は限られた分野に止まっている。本研究では、分子鎖が一方向に並び且つ伸びきった状態で結晶化した、伸びきり鎖結晶から成ると考えられる高配向ナノファイバーの作製法を考案し、そのために必要となる装置を開発するとともにその有効性を確かめた。今後、様々な機能性高分子に応用することで、分子鎖の一次構造から期待される機能的性質(例えば、強度、導電性、偏光特性、熱伝導性など)を維持したナノファイバーの作製が期待できる。
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