研究課題
挑戦的萌芽研究
スピン軌道相互作用(SOI)はスピントロニクスにおいて非常に重要な働きをする。なぜなら,SOIによる有効磁界によってスピンを操作したり,またスピン緩和の原因となるからである。本研究では、時間分解カー回転測定法を用いて,Rashba SOIとDresselhaus SOIがきわめて近い変調ドープGaAs/AlGaAs量子井戸を用い,幅1~10ミクロン幅に加工した細線構造におけるスピンアンサンブルのダイナミクスを調べた.また,時空間分解カー回転顕微鏡を構築し,ゲート付きGaAs/AlGaAs量子井戸において永久スピン旋回状態を実証した.
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Japanese Jounal of Applied Physics
巻: Vol. 53 ページ: 04EM04(3 pages)
10.7567/JJAP.53.04EM04
Applied Physics Express
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Applied Physics Letters
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10.1063/1.4807171
http://www.bk.tsukuba.ac.jp/~oono/