研究課題
挑戦的萌芽研究
中赤外光は様々な分子振動モードと共鳴するため、分子構造を知り、さらにはそれを制御するツールとして高い潜在性をもつ。そのため、中赤外波長域で光電場を顕著に増強する技術が確立すれば、高分子の立体構造を解析できる分光計測技術や分子反応を自在に制御できる技術などにつながると期待できる。こうした応用を見据え、本研究では、中赤外光を共鳴的に増強する金属ナノ構造とその周波数応答特性、さらには、ナノメートルスケールでの近接場の空間分布を、理論・実験両面から明らかにした。さらには、理論解析によって増強近接場の時間波形を解析し,近接場の電場波形を制御する上での自由度を明らかにした.
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (39件) (うち招待講演 2件)
Electrochemistry
巻: Vol.81 No.9
Ultrafast Phenomena XVIII (The European Physical Journal)
巻: Vol.41 ページ: 05024
J. Jpn. Soc. Infrared Science & Technology
巻: Vol.22, No.1 ページ: 66-74