研究課題
PLD (pulsed laser deposition)を用いて、カソードルミネッセンス(CL)光を発する希土類添加Y2O3蛍光体薄膜の作製を行なった。EuをドープしたY2O3蛍光体薄膜に電子線を照射すると波長614 nm付近にEuに由来する鋭い発光ピークが計測された。また、Euの代わりにTbをドープすることにより中心波長550 nmの緑色の発光を得た。これらの薄膜上に金属ナノ粒子を散布し、プラズモンによるCL光の発光増強評価を行なった。このとき、前年度に作製したSEM-CL顕微鏡を用いた。また、希土類添加Y2O3蛍光体をバイオイメージングに応用するため、ナノサイズの細胞染色用蛍光体プローブ作製を試みた。均一沈殿法により粒径およそ30 nm程度の蛍光体粒子の作製に成功した。さらに、金ナノ粒子をコアとし蛍光体をシェルとしたプローブの開発を行なった。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (23件) (うち招待講演 2件) 備考 (3件)
Micron
巻: 未定 ページ: 未定
顕微鏡
巻: 49 ページ: 未定
Optics Express
巻: 21 ページ: 25655-63
10.1364/OE.21.025655.
http://www.dma.jim.osaka-u.ac.jp/view?l=ja&u=4230
http://miyake.bpe.es.osaka-u.ac.jp/ban_da_san_zhai_yan_jiu_shi/HOME.html
http://sml.me.es.osaka-u.ac.jp/Araki_Lab/index.html