研究課題
挑戦的萌芽研究
結晶塑性・変形双晶の構成モデルを構築した.具体的には,変形勾配の弾塑性乗算分解に対して変形双晶の無応力ひずみに対応する双晶変形勾配を乗算形式で導入し,内部変数を用いる熱力学に基づく古典的定式化を採用した.この内部変数には,各変形双晶パターンの存在率を選び,双晶変形勾配はこれの連続関数として表現した.また,自由エネルギーには,通常の弾性および結晶すべりのひずみ硬化に関する項に加えて,母相および変形双晶相の化学的エネルギーと双晶界面エネルギーをこの内部変数の関数として導入した.そして,この内部変数(変形双晶相の体積分率)がある閾値を超えた際に格子再配向が行われるものと仮定した.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件)
機械学会論文集(A編)
巻: 第79巻,第808号 ページ: 1840-1851
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsces/2012/0/2012_20120014/_article/-char/ja/
計算工学会論文集
巻: Vol. 2012(論文番号P20120014)