研究課題
挑戦的萌芽研究
構造材料を構成する多結晶材料中に存在する結晶粒界を,体積を有する原子配列の秩序がくずれた遷移領域としてとらえ,その秩序性を評価する指標を電子線回折技術を応用して開発した.ナノスケールに集束した電子線を材料表面で走査し,各微小領域から得られる後方電子散乱像の信号品質を分析することで,材料内の原子配列の秩序性を表すパラメータを提案した.隣接した結晶の方位差という従来の粒界性状評価では説明できない,電気機械物性を支配する結晶構造パラメータの有効性を,半導体実装用配線材料や火力発電用耐熱合金の損傷評価を通し実証した.本成果に基づき二十一世紀の安全で安心なもの創りに資する材料評価技術が確立できた.
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (11件) 備考 (1件)
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