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2013 年度 研究成果報告書

カーボンナノチューブのナノキラル構造を活用した新しい電磁波吸収材料の開拓

研究課題

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研究課題/領域番号 24656079
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 機械材料・材料力学
研究機関東北大学

研究代表者

山本 剛  東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30436159)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワードカーボンナノチューブ / 複合材料 / セラミックス / 電磁波吸収特性
研究概要

常圧焼成法による大型のMWCNT/アルミナ複合材料の作製に成功したことで,開発が求められているGHzの周波数帯域における電磁波吸収特性の定量評価が初めて可能となった.MWCNT未添加のアルミナ焼結体は,評価対象とした0.1~18 GHzの周波数帯域において顕著な電磁波吸収特性が認められなかったことに対して,MWCNTを配向したいずれの複合材料においても周波数が高くなるに伴い電磁波吸収率は向上し,4~30 GHzにおいては95%程度の優れた電磁波吸収特性を有していることがわかった.これは,世界初の報告であり,MWCNTは電磁波吸収材料の新素材としての可能性を有していることを示唆するものである.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] カーボンナノチューブを用いたセラミックス基複合材料の開発と応用展開2013

    • 著者名/発表者名
      山本剛, 白須圭一, 野坂陽, 橋田俊之
    • 学会等名
      第1回カーボンナノチューブコンポジットワークショップ
    • 発表場所
      熱海
    • 年月日
      2013-08-29
    • 招待講演
  • [備考]

    • URL

      http://www.hashidalab.rift.mech.tohoku.ac.jp/

URL: 

公開日: 2015-06-25  

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