研究課題
挑戦的萌芽研究
ナノ粒子は特異的な物理化学的性質を有するために様々な応用が検討されているが,その検出は依然として困難である.本研究では,マイクロ流体デバイス内部に局所的な交流電界を印加した際に発生する誘起流を利用した新しいナノ粒子の局所濃縮手法の原理的可能性の検証を行った.マイクロ流路内の3次元流動の計測装置を開発し,電場誘起流の詳細な構造を明らかにした.また,ナノ粒子の濃度分布を3次元的に評価する手法を開発し,金属・樹脂製ナノ粒子の局所濃縮が可能であることを示した.
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件)
Microfluidics and Nanofluidics
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