研究課題
挑戦的萌芽研究
未利用のまま環境中に廃棄されている力学的エネルギを回収して微小電力源として用いる振動エナジーハーベスティング技術が注目されている.本研究では,衝突振動子や双安定振動子などハードニング性を有する非線形振動子に機電変換器を組み込み自励発振制御を行うことにより,広帯域で高出力を発揮することのできる新しい振動発電デバイスを実現する.これによって既存のデバイスの実用を妨げる最大の問題である帯域-出力トレードオフを,周期的振動源の場合について改善し,さらに低周波入力に対する高出力化に繋がる新たな着想も得ることができ,振動発電技術の幅広い実用に繋がる成果を得ることができた.
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Proceedings of the ASME 2014 Pressure Vessels & Piping Conference
巻: PVP2014- 28856 ページ: 1-6
Journal of Intelligent Material Systems and Structures
ページ: 1598-1612
10.1177/1045389X13479183