研究課題
挑戦的萌芽研究
平編地に生じるカーリングと呼ばれる編地の端がまくれる現象は、縫製の際の障害となるため、解決が望まれている。本研究では、微分幾何学と静力学の変分原理に基づいて、カーリング現象のモデル化を行った。その成果として、糸の物性と編地編成時のパラメータとから、編地がどの程度カールするのかを、実際に編むことなく予測できる可能性を示すことができた。これにより、試し編みを繰り返すことなく、カーリングが低減するようなパラメータ調整を行うことが可能になると考える。
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Journal of Textile Engineering
巻: Vol.60、No.3 ページ: 41-51
繊維機械学会誌
巻: Vol.67、No.3 ページ: 183-188