研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,「触覚」と「触感」を同時に複数提示する高次元の触感覚提示技術の実現を目指し,新原理に基づく冷覚提示を含めた各種提示機能を集積化した触感覚再現デバイスの開発に挑戦した。1.マルチジェット型ベンチュリを用いた冷覚提示機構の開発,2.振動覚提示に向けた圧力回路用バルブ,3.振動覚発生用流体圧力回路の設計と製作,4.高次元触感覚提示デバイスの実現,5.触感覚再現に向けた提示データの体系的取得を目指して研究を推進し,本技術の確立に向けて重要な基盤となる研究成果を得ることができた。本研究を通じて,「触覚」と「触感」を同時提示可能な新しいデバイスの実現に有益な指針を得ることができた。
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Proceedings of The 26th International Conference on Micro Electro Mechanical Systems (IEEE MEMS2013)
ページ: 205-208