研究課題
挑戦的萌芽研究
太陽光発電システム(PV)が導入されている電力系統をモデルとして、故障時運転継続能力(FRT)の有無も含めて故障に対する安定度解析を行った。その結果、系統に無限大母線があると想定できる場合、PVがFRT機能なしの場合の方が系統の安定度が高くなる。一方、系統に無限大母線があると想定できない場合、PVがFRT機能なしの場合の方が系統の安定度が低下し、特にこの場合には同期機が減速脱調するとの結論が得られた。続いて、可変速風力発電機から成るウィンドファームにおける風車の慣性エネルギーを利用し、ノッチフィルターを利用して系統周波数変動を抑制する制御法を構築し、その有効性を確認した。
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Journal of Mechanics Engineering and Automation
巻: Vol.2, No.12 ページ: 762-768