研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題では、局所領域でのスピンの高周波磁界応答を評価できる新規「高周波ナノスピン計測技術」として、beating field方式による高周波磁気力顕微鏡を構築した。構築に先立ち、本計測技術の原理を確認するために、周波数のわずかに異なる二つの正弦波信号を伝送線路に入力して磁界を発生させ、MFM探針が振動することを明確にした。次に、搬送波信号をCPW側へ、搬送信号とわずかに周波数の異なる参照信号をMFM探針直上に設置する先に述べた励磁コイル側へ入力してbeating fieldを発生されることにより、高周波伝送線路上での磁界計測と二次元磁界マッピングの検討が可能であることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (18件) (うち招待講演 3件) 産業財産権 (2件) (うち外国 1件)
IEICE Proceedings of EMC'14/Tokyo
巻: Vol.1(印刷中)
Journal of Applied Physics
巻: Vol.115 ページ: 17D120-1-3
10.1063/1.4862396
日本磁気学会第188回研究会資料「高周波電磁界活用の最前線」
巻: 第188研究会資料 ページ: 15-18
電気学会研究会資料
巻: MAG-12-169~180 ページ: 19-24