研究課題
挑戦的萌芽研究
グラフェンは高い移動度を持つことから次世代電子デバイス応用への期待が高いが、バンドギャップが0であるために、正の電圧を印加しても負の電圧を印加しても電流の流れる両極性動作を示し、ドレイン電流のオンオフ比が大きくできないという問題点がある。本研究では、従来の金属にかわり半導体であるSiCをソース・ドレインに用いることにより、グラフェンチャネルトランジスタの単極性動作を実現し、3桁以上の大きなオンオフ比を得ることに成功した。大きなオンオフ比を得るためにはグラフェンとSiCの界面特性を改善することが重要との知見が得られた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
Appl. Phys. Lett.
巻: vol.103, No.22 ページ: 223503-1-4
Materials Science Forum
巻: Vol.717-720 ページ: 679-682