研究課題
挑戦的萌芽研究
波長多重(WDM)光通信システムにおいて,各チャンネルのスペクトルがナイキストフィルタで整形されているときには,チャンネル間隔を零にすることができるので,伝送容量を最大化できる。このような伝送技術を,「ナイキストWDM技術」と呼ぶ。本研究では,ディジタル・コヒーレント受信器を用いて,ナイキストWDM信号の波長多重分離を行うためのアルゴリズムに関する研究を行った。クロストークを含む所望チャンネルの全帯域をコヒーレント受信し,適応ディジタルフィルタを作用させてチャンネル分離を行う方式を提案し,シミュレーションと実験から提案手法の有効性を評価した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
IEEE Photonics J.
巻: vol.6, no.1 ページ: 7800109
10.1109/JPHOT.2014.2304557
電子情報通信学会論文誌(B)
巻: vol.J96-B, no.3 ページ: 212-219
http://search.ieice.org/bin/index.php?category=B&lang=J&curr=1