【超並列化BPSM解法ルーチンの作成】原子軌道の多項式線形結合を基底とした展開法で、Legendre多項式展開によるGauss求積型の近似展開によるBPSMを並列化することによりオーダN法を実現し、精度を2倍にする解法ルーチンを構築した。 【超並列化 Arnoldi/Jacobi-Davidson型固有値問題解法ルーチンの作成】DGMOSFETやFINFETなど量子閉じ込めが強い場合には、さらに、閉じ込めモードを利用し、取り扱うことの出来る原子数を10000×10000次元まで拡張することが出来、25nm以上のサイズを持つデバイスの電子状態解析および輸送特性解析が可能な解法ルーチンを構築した。
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