研究課題
挑戦的萌芽研究
信号処理装置の設計には誤差の2乗を最小化する方法が広く用いられるが.出力を受け取る人間の感覚は刺激の非整数次べき乗に比例する.そこで,本研究では,誤差の非整数べき乗を最小とするLMP適応アルゴリズムを用いて音声・画像・動画像の雑音除去を行った.音声に関しては,58名の被験者による主観評価実験を行い,べき乗数が1.4や1.6の場合がべき乗数2の場合よりも評価結果が高いことを示した.
信号処理