研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題では,まず亜硝酸イオンの作用メカニズムについて検討を行った.その結果,亜硝酸イオンはアノード反応を抑制し,腐食電位を貴化させることにより腐食抑制効果を発揮することが明らかになった.そのため,同一鉄筋上で亜硝酸イオンの濃度差が生じるとマクロセル腐食につながる可能性が考えられたため,亜硝酸イオンの濃度差がマクロセル腐食に与える影響についての検討を行った.その結果,コンクリートの溶液抵抗が高いため,ほとんどマクロセル腐食のリスクはないことが明らかになった.
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材料
巻: Vol.63,No.10