研究課題
挑戦的萌芽研究
豪州のクイーンズランド(QLD)は東日本大震災とほぼ同時期に数百年に一度の大規模洪水をうけたが、その復興は日本と比較して順調である。本研究は両災害の復興の比較を目的とした。主要な結論は以下のとおり。1)QLDでは復興庁設立のための法整備が事前に整備されており、被災後2週間で復興庁が設立された。2)我が国では復興計画を力を持たない市町村に任せたのに対し、QLDは州政府の各省庁に直結した復興庁が中心となった。3)QLDでは復興庁が被災地に近い州都のブリスベーンに置かれ、被災状況にあった対策がなされた。4)QLDでは復興庁から復興計画のひな型が提示され地方復興計画が策定された。
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