研究課題
挑戦的萌芽研究
環境バイオテクノロジーのキープレイヤーである微生物の動態を解明するためのブレークスルー技術として、分子量分画膜を用いた生体高分子であるRNAの新規定量法の開発を行った。提案技術のコンセプトの証明から、実験プロトコールの確立、交雑ストリンジェンシーの制御による特異的検出条件の最適化などを検討することにより、廃水処理システム中に存在する特定微生物群の定量を行うことが出来た。実験に要する時間は、RNA抽出を入れても、最短で3時間程度であり、迅速で簡便な技術を開発することが出来た。
環境衛生工学