研究課題
挑戦的萌芽研究
高層建物にはロッキング形式のPCaカーテンウォールがよく用いられる.構造骨組が倒壊に至ると考えられる1/5~1/3程度の層間変形角までのPCa外壁の挙動を再現する実験を実施した.構面方向ではファスナーの圧壊によりパネルの角部が衝突して落下すること,構面外変形ではファスナーの曲げ変形により追従することを確認した.パネルの挙動を算定する計算方法を提案し,実験と比較して妥当な精度であることを確認し,変位追従性能の限界と限界後の挙動の予測法を提示し,脱落を防止する技術の構築に資する成果を得た.
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日本建築学会構造系論文集
巻: 第78巻第693号 ページ: 1841-1840
http://www.suita-lab.archi.kyoto-u.ac.jp/2-ResearchTopics/index.html