想定外被害低減のための住民啓発に向けた簡易型避難シミュレーションシステムの開発

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24656347
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 都市計画・建築計画
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 横田 隆司 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20182694)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• キーワード: 地震 / 避難 / シミュレーション / 津波

研究概要

大震災時の避難行動をシミュレートする新しいシミュレーションシステムの構築のための
萌芽的研究として，大きくは東日本大震災における避難行動のモデル化とそれに基づいたシミュレーションシステムの開発の二つの内容の研究を行った。その結果，児童や障害者など多様な人間の避難行動への配慮の必要性が明らかになったと共に，浸水被害想定や津波可視化などの課題に対して住民が簡易に利用できるシステムを構築することができた。

研究成果

• [雑誌論文] 災害時における共助と公助が果たす役割と住民の認知度に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊丹康二,南未穂,横田隆司,飯田匡
  • 雑誌名: 地域施設計画研究 巻: Vol.31 ページ: 199-206
• [雑誌論文] 車いす利用者を含む群集の挙動に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 柳尚吾,西森匠,横田隆司,飯田匡,伊丹康二
  • 雑誌名: 日本建築学会近畿支部研究報告集 巻: Vol.53 ページ: 13-16
• [雑誌論文] 宗教施設における非日常時の対応と非常時に果たす役割に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊丹康二,麥谷隆之,横田隆司,飯田匡
  • 雑誌名: 地域施設計画研究 巻: Vol.30 ページ: 269-276
• [雑誌論文] 東日本大震災における子どもの作文・手記からみた地震発生後の避難行動に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 宗田明大,横田隆司,飯田匡,伊丹康二
  • 雑誌名: 日本建築学会近畿支部研究報告集 巻: Vol.52 ページ: 69-72
• [学会発表] 東日本大震災における子どもの作文・手記からみた地震発生後の避難行動に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 宗田明大,横田隆司,飯田匡,伊丹康二
  • 学会等名: 日本建築学会大会
  • 年月日: 20120900