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2013 年度 研究成果報告書

高密度MgB2線材の実現に向けた常圧下固相反応プロセスの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24656368
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 金属物性
研究機関東京大学

研究代表者

山本 明保  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20581995)

研究分担者 下山 淳一  東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (20251366)
連携研究者 岸尾 光二  東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (50143392)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード超伝導材料
研究成果の概要

二ホウ化マグネシウム(MgB2)は冷却に液体ヘリウムを要さず、冷凍機冷却により高温度で動作可能な次世代超伝導材料である。本研究では、MgB2線材実用化への課題である超伝導相の高密度化を検討した。①ホウ素の代わりにMgB4前駆体を用いる改良in-situ法を基礎開発した。従来法と比較して空隙の原因となる仕込みMg量を半減でき、相対密度は約30%向上した。②これまで高圧下においてのみ報告されていたMgB2の顕著な自己焼結を常圧下において初めて実現した。高密度組織と強固に結合した結晶粒界を反映して、コネクティビティは従来のin-situ法の3倍に達し、常圧下作製MgB2線材として最高値を記録した。

自由記述の分野

工学

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公開日: 2016-06-03  

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