研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,大規模計算によって,高イオン導電結晶を系統的に探索することを究極の目的として,必要な方法論の開発を行った.具体的には,希土類元素を固溶させたBi2O3擬二元系10種類およびLISICON系化合物72種類について、多数の高精度第一原理計算を多重実行し,拡散係数の評価,最安定構造の探索,形成自由エネルギーの評価,規則不規則転移温度の評価を行った.その結果、イオン伝導度と規則不規則転移温度との相関から、高イオン伝導度が期待される系を予測した.またLISICON系においては,それらの結果を用いて機械学習手法により高イオン伝導度が期待される化合物を予測した.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Journal of Materials Chemistry A
巻: Vol.2 ページ: 1400-1408
Advanced Energy Materials
巻: Vol.3 ページ: 980-985