研究課題
挑戦的萌芽研究
数値計算の手法を用いて,利得をもつ半径100ナノメートルのシリカ粒子に10ナノメートル厚のAgキャップを被せた構造に対して光を入射し,入射方向をさまざまに変えたときのプラズモンの挙動を解析した結果,(1) 電気四極子のプラズモン共鳴モードが指向性をもつスぺーザーをもたらすこと,(2) 入射光の方向に依存せず,金属キャップの軸方向に沿って電磁波が放出されること,(3) 球状の誘電体ナノ粒子のまわりを完全に金属で覆った構造に比べて,金属キャップの構造の方が放出される電磁波の強度が高いことなどが明らかになった.
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