研究課題
挑戦的萌芽研究
水酸化物イオン伝導体を用いた新規な電気化学的酸素分離方法を提案した。本研究では、炭酸イオンが挿入されたNi-Fe系層状複水酸化物(LDH)を水酸化物イオン伝導体膜として用い、その両面にカーボンに担持された白金を触媒として電極を作製することにより、空気中の酸素から純酸素のみを取り出す酸素分離セルを構築した。50℃、相対湿度70%において、酸素発生量は外部電源の電流値に比例したことから、Ni-Fe系LDHを電解質に用いて電気化学的酸素分離が可能であることがわかった。
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Solid State Ionics
巻: (印刷中)
10.1016/j.ssi.2013.09.009
http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/inorgsyn/