研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、Mg基非晶質合金に着目し、金属-空気電池用の新しい負極活物質の作製を試みた。種々のMg基急冷合金を作製し、Mg-Ca-Al三元合金で非晶質合金を作製可能であることを見出した。得られた急冷非晶質合金を金属-空気電池に組み込み、その発電特性を調べた。その結果、Mg-Ca-Al急冷非晶質合金では従来材である純Mg材よりも高い放電容量が得られた。この値はリチウムイオン電池の放電容量を大幅に上回り、Mg非晶質合金が金属-空気電池負極材としての可能性を有していることを示した。
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